日本歯科医師会の全国の10代~70代の男女10000人を対象にした意識調査では、年代や性別に関係なく多くの人が悩んでいるのが口臭でした。

日本人の80.6%が自分の口臭が気になった経験あり

男性76.2%に対し、女性は85.3%と、やや高い傾向があります。性別や年代別でみると、女性は30代や40代が口臭心配度が一番高く、これに対して男性は10代では80.1%と最も高く、年をとると緩やかですが、気にしなくなる傾向があります。

口臭が気になる相手は配偶者や会社の上司や同僚

女性が最も気にしているのは配偶者の口臭です。配偶者の口臭が気になるのは男性が59.3%だったのに対し、女性は83.6%と、夫が妻の口臭を気にするより妻が夫の口臭を気にする割合の方が圧倒的に高くなりました。そして、夫は加齢と共に、妻の口臭を気にしなくなりますが、妻は幾つになっても夫の口臭がずっと気になっているという傾向があります。
配偶者に次いで気になる相手は会社の上司や同僚(69.8%)男友達(67.6%)の順でした。

4割の人が他人からの口臭を指摘され、4人に1人は態度で示されています

口の入用他人から指摘された経験がある人は約40%いました。女性37.1%に比べ男性45.7%とやや高かったです。
口の臭いを態度やジェスチャーで他人から示された経験のある人は25.5%でした。具体的には距離をあけられる・顔をそむけられる・会話中に嫌な顔される

講習は口の中の病気が原因と7割の人は理解していますが、それ以外の原因があることを理解している人は3割程度です

口臭の原因の多くが歯周病や虫歯・入れ歯の汚れなど口の中の病気になることは7割近くの人が認知していますが、
糖尿病や腎臓病・腫瘍なども口の臭いの原因であることを認知している人は3割程度しかいません。

口臭を気にして実際に歯科医院に行く人は1割未満です

口のに描きになった時の対応として歯をみがくという人が66%、ガムやタブレットを噛む人が51.8%、うがいをするという人が38.4%でした。
口の臭いが気になったとき歯科医院を受診したほうが良いという気持ちになる人は17.0%いますが、実際歯科医院に行く人は9.4%と1割未満でした。

口臭の気になる方はこちらのページをお読みください