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歯周病はガンの原因です

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そもそもガンとは

人間の体は、60兆個の細胞からできており、古くなり使えなくなった細胞を壊し、その分だけ再生されるなど、精密に制御されています。 これに対して腫瘍は、生体の細胞の遺伝子に異常がおきて、正常なコントロールを受け付けなくなり無秩序に増殖するようになってしまった細胞群です。この細胞群が正常組織との間に明確なしきりを作らず浸潤的に増殖していく場合、あるいは転移を起こす場合、多くは双方をおこしますが、これが、悪性腫瘍です。本来、上皮から生じたもののみをガンと呼びますが、白血病などの血液悪性腫瘍や、肉腫も「がん」に含めて解釈されることが多くなっています。

適切な処置をしないと死亡に至るのはナゼ

① 無制限に栄養を使って増殖するため、生体は急速に消耗する。
 本来のエネルギー生成であるTCA回路ではなく、解糖系を主に利用するため、さらに全身に悪影響を強くあたえます。
② 臓器の正常組織を置き換え、もしくは圧迫して機能不全に陥れる
③ 異常な内分泌により正常な生体機能を妨げる。
 無制限に増殖するため、ガン組織内部で栄養や酸素の供給が間に合わず、壊死したりします。この部分から悪性物質が全身を障害します。

ガンの原因は

 ガンの発生機序に関しては、まだまだわからないことが多いですが、細胞のDNAの特定部位に幾重もの変異が積み重なって発生するとされています。突然変異が生じるメカニズムは多様ですが、偶発的原因の他、ウイルス、化学物質、放射線 等々、多数の要因が報告されています。

とにかく禁煙


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 その中でも、確実にガンのリスクを増大するもに,たばこがあります。口腔、咽頭、喉頭、食道、胃、肺、膵臓、肝臓、腎臓、尿路、膀胱、子宮頸部、骨髄性白血病の原因として確実視されています。咽頭ガンは、非喫煙者の何と30倍もの高率になります。「タバコといえば肺がん」というイメージ通り、肺がんも喫煙によってリスクが大きく上昇します。特に「喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)」が高いほど深刻で、60以上になると非喫煙者の6倍以上も罹患率が上がります。
肺がんのうち、特に喫煙によって引き起こされることが多いのは、太い気管支に近い「肺門部」です。太い気管支に近いほうが、煙が直接触れやすいため、がん化しやすいと考えられます。肺門部の肺がんは、血痰や咳などの症状が比較的出やすいのですが、進行の速い「小細胞がん」が発生しやすいことも特徴です。このタイプのがんは肺がんの1~2割を占める、比較的まれなタイプですが、悪性度が高いため予後が良くないがんとして知られます。
また受動喫煙(家族などに喫煙者がいると、お嫁さんやお子さんに、肺がんのリスクが2倍上がるといわれています。

タバコを吸っている方はすぐに禁煙しましょう

国立がんセンターなど、国内外の研究機関がタバコとがんの関連性についてデータを発表しています。中でも、タバコによって大きくリスクが上がるがんには

タバコによってリスクが大きく上がるがんの種類
がんの種類 非喫煙者と比べたがん死亡リスク すべての原因のうち、喫煙の占める割合
咽・喉頭がん 30倍 60~90%
肺がん 4.5倍 72%
食道がん 2.2倍 48%
胃がん 1.5倍 25%
肝臓がん 1.5倍 28%
すい臓がん 1.6倍 28%
膀胱がん 1.6倍 31%

<国立がんセンターより>

上記の表のように、喫煙者のがん死亡リスクは、非喫煙者と比べると「1.5~30倍」であることが分かります。「すべてのがんの原因の3割がタバコ」です。

この他 確実視されている因子


細菌

代表的なものが、 胃がんのリスクを上げる「ヘリコバクター・ピロリ菌」です。
ピロリ菌そのものが胃がんを引き起こすわけではありませんが、長く感染することで胃壁の状態が悪くなり、がんになりやすい環境を作ることが分かっています。
ピロリ菌は胃がんの大きなリスクファクターとして扱われています。特に日本では、胃がんになった人のほぼ100%がピロリ菌に感染しているとの結果が出ています。つまりピロリ菌がいないのに胃がんになることは、非常にまれだということです。ピロリ菌はらせん型の細菌で、人間や動物の胃や十二指腸などに住み着きます。通常、胃の中は胃酸によって強い酸性に保たれているため、細菌にとっては住みにくい環境なのですが、ピロリ菌は自ら胃酸を中和させる「ウレアーゼ」という酵素を出しているため、胃酸の影響を受けることなく住みつづけられるのです。ピロリ菌は胃粘膜の中に生息するため、感染すると胃粘膜が炎症を起こし、薄くなってしまう「萎縮性胃炎」という状態が慢性的に続きやすくなります。この状態から胃潰瘍や十二指腸潰瘍などに発展し、その一部が胃がんに進行します。ピロリ菌の
検査は簡単ですし、抗生物質を組み合わせることにより、除菌が可能です。歯科医院では治療はできませんが、医科のお医者さんをご紹介できますので、心配な方はご相談ください。
 大腸がんも細菌の関与が強く疑われています。原因としては、ポリープや暴飲暴食、欧米型の食事などがよく挙げられていますが、それによって腸内の細菌バランスが崩れることが重要な原因と考えられています。大腸がんの人ではエンテロバクター、フソバクテリウムの細菌が多く検出され、ウェルシュ菌の関連も疑われて
います。

口腔内環境とガンの関係


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 すいません。やっと口のお話です。2008年ドミニク・ミショー博士らの発表によれば、歯周病歴のある男性を対象にした研究で、癌を患う可能性が全体的に14%高いことが判明しています。「喫煙その他のリスク要因を考慮した上でも、歯周病は肺や腎臓、すい臓、血液の癌のリスク増大と大きな関連性があった」と報告されています。

愛知県がんセンター研究所による調査


調査対象は愛知県がんセンターを受診した約3800人。(20歳~79歳で平均61歳)
口の中やのどなどの頭頸部(とうけいぶ)がんと食道がんの患者計961人と、
がんでない2883人に、歯磨きや喫煙、飲酒などの習慣を聞いた結果、
1日2回以上歯を磨く人が口の中や食道のがんになる危険性は、1回の人より3割低く、 全く磨かない人の危険性は1回の人の1.8回、2回以上磨く人の2.5倍であることがわかりました。
同研究所疫学予防部の松尾恵太郎室長は 「口やのどには発がん物質とされるアセトアルデヒドを作る細菌がいる。 歯磨きで細菌や発がん物質が洗い流されるので、少なくとも朝と夜に磨けば、がん予防に役立つ。
(2009年10月1日、横浜市で開催された日本癌学会で発表)
アセトアルデヒドとは

 アセトアルデヒドは、アルコールが酸化されてできる発がん性のある物質です。アセトアルデヒドは、WHO(世界保健機構) 勧告にて明確な発癌物質とされ、食道癌をはじめとするアルコール摂取と関連する癌の重要な発癌因子として考えられています。日本人は生まれつき、アセトアルデヒドを分解するALDH2と呼ばれる酵素が少ない体質の方が多いと言われています。よってアセトアルデヒドが蓄積しやすいため、食道や大腸などアセトアルデヒドに弱い部分のがんの発生率が高くなっています。
 肝臓での、アルコール処理が間に合わないと、アセトアルデヒドが体内に蓄積しやすいために、飲酒(特に過度の飲酒)はガンの原因になるのです。

口腔内細菌は、アセトアルデヒドの発生因子です


 アセトアルデヒドは体内でアルコールが分解されて産生されますが、それだけでなく口腔内や消化管に常在する細菌や真菌の代謝によっても産生されます。このため、口腔がんや食道がんなどの上部消化器がんとの関連が指摘されています。
 健常者と上部消化管がん患者を対象とした研究では、口腔内アセトアルデヒド濃度は健常者で130.0 ppb(parts per billion、10億分の1)、上部消化管がん患者で215.4 ppbあり、上部消化管がん患者で高い値を示しました。

口腔内環境が悪い人は、生活習慣も悪いことが多いです


 「ガン」予防することなんてできるのでしょうか ?
 ガンは生活習慣病の一つです。

生活習慣病とは

 「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症・進展に関与する症候群」とされています。
 生活習慣が悪いと、ガンにもなりやすいのです。

免疫力の低下に気をつけましょう

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 絶え間なく、新陳代謝を繰り返しているのが、人間の体です。古くなり老化した細胞が壊され、新しく新生されています。この過程で細胞のコピーエラー(DNAの転写ミス)がおこります。この数、。一日5000個といわれています。この狂った細胞が、ガンに成長していくのです。
でも安心して下さい。この狂気の細胞を退治してくれる、頼もしい正義の味方がいます。ナチュラルキラー(NK)細胞という、白血球の一種です。この細胞が元気に活動してくれていれば、ガン細胞が増殖することはありません。
 つまり、身体の免疫力がしっかり機能してくれていればよいのです。

免疫力を低下させないためには

低体温に気をつけよう (つづきはこちらへ) 

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