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歯面着色

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歯医者に歯面着色を気にして来院される方が多くいます。ちょっとした専門的な作業で簡単に落とせる場合もありますし、難易度の高いこともあります。

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左の写真は、歯の着色を一本だけ専門的な歯科器具で清掃した状態です。この後全部の歯を掃除しましたが、1回の歯科治療で約15分ほどでキレイになりました。

表面的な汚れは簡単です

 歯の表面についている着色をステインと言います。ステインは、食物中に含まれるポリフェノール類と、歯の表面のエナメル質をおおっているペリクルというタンパク質が結びついたものです。一度ついてしまったステインは、水に溶けないため、簡単には落ちません。
バナナやリンゴの皮をむくと色がだんだん黒くなってくるのと同じです。

表面着色の原因

ポリフェノールを多く含む食品

 コーヒー・緑茶・赤ワイン・カレー・チョコレートなどのポリフェノールを含む食べ物・飲み物は、着色の原因となります。ただ、体にとって有用な成分も多く含まれるので必要以上に気をつけることはありません。着色したら歯医者さんで取ってもらうぐらいの簡単な気持ちで良いと思います。

タバコ

 タバコに含まれるヤニが、着色の原因になりますが、歯面だけでなく歯肉の色素沈着の原因でもあり、歯肉の黒ずみを引き起こします。肺癌のリスクが30倍になるなど百害あって一利なしです。ぜひ禁煙をおすすめします。

対応法

 歯医者さんの専用の道具で機械的に歯面清掃をすることで比較的容易に取れる場合が多いです。ご自身で行う(セルフケア)の道具も販売されていますが、歯ブラシを強く当てすぎたりして歯ぐき起きずにするような場合が多く、おすすめしません。一度近くの歯医者さんでご相談なさってみてください。

予防法

brilliant_more_phtピロリン酸ナトリウムが配合されています。イオンの力で歯の表面からステインを浮き上がらせ、歯みがきでステイン(歯面着色)を予防します。
歯みがきペーストを使用しないブラッシングも、丁寧に歯みがきができるなど利点があるのですが、歯磨き粉を使わないとどうしても歯面着色がしやすくなります。
 歯の表面は本来ツルツルですが、生まれつき形成不全があったり、年齢とともに少しずつ身に見えないような小さな破折が起こっていくので、どうしても表面の滑沢さが失われてしまい、ざらつき汚れがたまりやすくなります。
 歯面着色は、歯垢の付着など歯周病の原因になりますので、当歯科医院では、必要に応じてですが頻繁な人では2ヶ月に一度程度の歯面清掃を行っています。歯周病治療の一環ですので、保険対応が可能です。

神経のない歯

 虫歯がひどくなり、歯の神経(歯髄)を取らざるを得ない場合があります。歯髄には神経だけでなく、血管も入っているので、歯に栄養が来なくなります。失活歯・無髄歯と言いますが、歯が死んでしまった状態ですので、少しずつ黒っぽく変色してしまいます。
一本だけ歯の色が他の歯に比べて濃いようでしたら、神経が死んでいる可能性があるので、近くの歯科医にご相談ください。色が変わっているだけでなく、枯れた木と同じですので、もろく弱くなっている可能性があります。

対応法

 歯の表面に白い樹脂を貼り付けたり、前装金属鋳造冠と言って見える部分を白くコーティングした被せ物で補修したりします。この被せ物は保険対応が可能です。

年齢的な変化による歯の変色

 エナメル質は透明感が強いのですが、その下に存在する象牙質はやや黄色みがかった乳白色をしています。歯髄から象牙細管という構造を通して酸素や栄養が運ばれ生きています。ただ、この細い管が年齢とともにだんだんと細くなっていき栄養の供給が不足気味になります。これに伴い、黄ばみが強くなってくることが多いです。ただ個人差が大きく一概に何歳になったからどのくらいの濃さになるというわけではありません。

対応法

 ホワイトニングが効果的です。詳しくはホワイトニングの項目をご覧ください。このページの一番下にリンクできるようにしてあります。

歯のすり減りによる着色

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実はこれが一番多いかもしれません。特に下の前歯に見られる現象です。歯の表面はエナメル質という水晶に近い硬さを持った構造体で覆われています。ただこれだけの硬さを持っていても何十年も使っていれば、少しずつすり減ります。特に夜歯ぎしりをしたり、早食いなど歯の使い方が乱暴だったりすると早くすり減ります。内部の象牙質が露出してくると、この部分はエナメル質ほど難くありません。10円玉程度の硬さしかありません。また、エナメル質ほど緻密な構造でなく、このため、中に色素が染み込みやすいです。

対応法

 極めて対応法に苦慮する状態です。中に色が染み込んでいるので、表面的な掃除だけではキレイになりません。その部分を削って樹脂を充填する方法もありますが、色がついているだけで特に構造的に劣化していないような場合はとても削るのがもったいないですし、削った所との継ぎ目に再度を着色や、破折が起こりやすく、どこの歯医者さんでも見た目の対応だけに、歯を削るのはもったいないと考えることだと思います。

テトラサイクリンによる着色

 抗生剤にもいろいろ種類がありますが、その一つにテトラサイクリンという薬剤があります。肺炎からニキビなどの炎症まで幅広く使われた抗生物質です。ただ、歯の内部に着色が起こることが判明し、8歳以下の子供には使わないなど、そして耐性菌の出現により効果が低下してきたこともあり、最近はあまり使われません。このため、若い方ではほとんどこれによる問題はなくなりました。ただ、40歳50歳上の方には時々見られます。

対応法

 薄いオレンジ色程度のものであれば、ホワイトニングである程度キレイになります。ただ濃くオレンジ色に変色している場合はあまり効果は期待できません。グレー色に変色している場合も多いのですが、何回か繰り返してホワイトニングをすると多少良くなりますが、確実な効果は難しいところがあります。

グラデーションが強い場合

 テトラサイクリンによる歯は独特なグラデーション(縞模様)をしています。歯の先端から根本に近づくにつれ、くすんだ濃いオレンジのような色に変化し、ちょうど木星の表面の縞模様のようです。この場合は「ホワイトニングでは解決しづらいのです。
 前装金属鋳造冠が確実ですが、歯をけずる量が多くなります。
 ラミネートベニアといって歯の表面を薄い板状のセラミックで覆う方法があります。つけ爪をする感覚でしょうか。こちらのほうが歯を削る量が少なくてすみますが、表面を接着剤で貼り付けるだけなので取れやすいです。

小児期の全身的な病気

 本来、人間の歯は、成長が均一に進むので木の年輪のような縞模様はありません。ただ、歯が作られる小児期に大きな病気をすると、その時期の歯の成長発育が妨げられ、しま模様を生じることがあります。
 これも上記のテトラサイクリンと同じように対応法が難しいところです。

象牙質形成不全

 歯は1番内側の歯髄(神経)、そしてこれを覆っているやや黄色みがかった乳白色の象牙質(10円玉ぐらいの硬さ)、その表面に体で一番硬い組織(水晶に近い硬さがあります)そして透明感の強いエナメル質が存在します。象牙質やエナメル質が何らかの原因で(ほとんどが原因不明ですが)形成不全を起こすと、色調にも変化が現れます。

処置方法の選択は慎重に

 ホワイトニングは保険がきかない、一度白くしても後戻りしてしまうことが多い、処置に際し歯がしみることが多いなどの欠点もあり、万全な方法ではありません。
 被せ物をするのも良いですが、健康な歯を削らなければいけない、そして被せ物とご自身の歯の間に継ぎ目ができ、この部分から虫歯が再発しやすいなどやはり欠点の多い方法です。
 どの方法が良いのかは、着色の程度も含め、ケースバイケースです。お一人で悩まず近くの歯医者さんにご相談してください。浅草の歯医者さんは皆親身になってアドバイスしてくれます。

ホワイトニングに関してはこちらに詳しく記載しています

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