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血栓なんか、溶かしちゃえ

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 脳の血管がつまると、脳の神経は時間とともに傷んでいき、ついには神経細胞が死んでしまい(壊死)ます。こうなると元に戻らなくなります。また、時間が経つにつれ、壊死の範囲は広がっていきます。しかし壊死巣の周囲には血流が再開するとまた元に戻る部分があります。そこで、脳の細胞が死んでしまう前に血管を詰めている血栓(血の固まり)を溶かし、血流を再開することで脳の働きを取り戻そうというのが、血栓溶解療法です。動脈が詰まって間もないうちであれば、血液の流れを回復させることにより、回復が期待できます。ただし、壊死巣に血栓を溶かす薬を使って血の流れを回復させてやると、逆に壊死巣に出血を起こす危険性も高いので(出血性梗塞)、この治療の適用には注意を必要なのです。

t-PA

人間の身体の中にはもともとプラスミンという酵素があります。プラスミンは前駆体であるプラスミノゲンから作られ、血栓を溶かす作用があります。
 t-PA(tissue-plasminogen activator:組織プラスミノゲン活性化因子)は、プラスミノゲンの作用を増強することで血栓を強力に溶かす酵素です。
 2005年10月から、t-PA製剤が使用できるようになりました。ただ、この薬は血栓を強力に溶かすことで劇的に症状を改善させることがある一方で、出血を合併症としてひき起こすことがあり、投与に際しては十分な注意が必要とされ、熟練した医師の治療が必要です。
 また、脳梗塞が起こってから3時間以内に、投与を開始できることが必要となります。

体内で作られる「t-PA」

 t-PA製剤は、遺伝子組み換え技術により作られた薬です。
 実は「t-PA」は血管の内側の細胞で作られており、不必要に血栓ができたときは自分のt-PAで
血栓を溶かしているのです。
この力が強い人は、血栓症になりにくいのです。

t-PAの働きをパワーアップさせるのは

運動

1日30分程の散歩程度の有酸素運動で、血栓を溶かす能力が2~3倍にアップします。

入浴

t-PAは、体温が37~39度のときに活性化されます。血栓は就寝中に形成されやすいので、就寝前にゆっくりお風呂に浸かるのがいいです。

心地よさ

人間が「心地よいな」「いい匂いだ」と感じる食べ物を摂取したときに、t-PAが盛んに分泌されるという報告もあります。

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