7月2日、小中企業の従業員さんたちの加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)が新型コロナウイルス感染拡大で受診控えの動きなどが広がり、医療費が減った影響により2020年度決算見込みが過去最高の6183億円の黒字になると発表しました。これで黒字は11年連続になります。
前年度から収入は1047億円減り、10兆7650円になりました。
減少に転じたのは、リーマンショックの影響を受けた2009年度以来になります。
景気が低迷してる中賃金や被保険者数が伸び悩んだうえ、政府がコロナ対策として保険料納付を猶予する制度を導入し、収入の落ち込むにつながったということです。