感染症

生物の周りは外敵だらけです。サバンナに暮らすシマウマにとって、ライオンは敵です。生物にとって敵は大きなものばかりではありません。目に見えないほどの小さいものに襲われることも多くあります。
ウイルスや細菌、寄生虫などの病原体が体の中に入り、それが増えることによって、体の細胞が破壊されたり、病原体の出す毒素で体の機能が壊れたりして引き起こされるのが病気です。
生物の周りは外敵だらけです。サバンナに暮らすシマウマにとって、ライオンは敵です。生物にとって敵は大きなものばかりではありません。目に見えないほどの小さいものに襲われることも多くあります。
ウイルスや細菌、寄生虫などの病原体が体の中に入り、それが増えることによって、体の細胞が破壊されたり、病原体の出す毒素で体の機能が壊れたりして引き起こされるのが感染症です。
風邪は最も一般的な感染症ですが、その他にもインフルエンザやペスト、マラリア、狂犬病、エボラ出血熱なども感染症です。
感染症を引き起こす病原性の微生物を「病原体」といいます。病原体にはウイルスと細菌と真菌（カビ）がありますが、これらの病原体は飛沫感染や接触感染などの経路によるほか、ネズミやイヌ、蚊などが媒介して人の体内に侵入してきます。