厚生労働省は、2018年(平成30年)9月21日,
2017年度に医療機関に支払われた医療費の総額が42兆2000億円だったと発表しました(前年度比2.3%増)。
2年ぶりに増加し過去最高を更新しました。
厚生労働省は、高齢化と医療の高度化に伴う医療費の増加傾向が続いていると分析しています。
この額は医療機関からの診療報酬請求に基づいて集計した概算額です。国民1人当たりの医療費は約33万3000円(前年度比2.5%増)で、75歳以上の後期高齢者は約94万2,000円、75歳未満では約22万1000円でした。
 ちなみに搭載なども含めた2016年度の国民医療費は、約42兆1318億円で、前年度から約2,263億円減少しています。