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母親にムシ歯が多いと、子どもにもムシ歯になりやすいです

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そもそもムシ歯とは

 歯は、ハイドロキシアパタイトというリン酸カルシウムです。アルカリ性の結晶であるため酸に弱く、溶けてしまいます。酸性の食べ物で直接歯が溶けてしまう酸蝕症もありますが、多くは口腔内の細菌が出す酸によるものです。
 ムシ歯は、バイ菌の好むエサである糖分の摂り方など食生活と深くかかわっているという点から「生活習慣病」の一つです。
細菌が関与しているという面からみれば「感染症」ともいえます。

バイ菌はどこから口腔内に入り込むの?

 出生直後の新生児の口腔内には細菌は存在しません。お母さんを中心とした家族・周囲の大人たちの口腔内から、主に唾液を介して徐々に伝播していきます。くしゃみを一回するだけで、唾液などが200万個もの微細な粒子となり飛び出します。

ムシ歯は母子感染

 子どもにとってオッパイや食事の世話をする母親が、もっとも身近な大人であるため、母親から子どもへと細菌が伝播していくのです。
人間の親子鑑定と同じように細菌も鑑定できます。子どもの保持するムシ歯菌の遺伝子を調べると、母親由来であることがほとんどです。

赤ちゃんの口の中に悪いバイ菌を定着させないためには

 お母さんをはじめ、身近な大人(兄弟など子ども)も口腔内にムシ歯があったり、歯垢(バイ菌のかたまり)や歯石が多いなど、口腔内環境が悪いことが原因です。身近な人の口腔内の管理が良くて衛生的であれば、赤ちゃんの口の中のバイ菌の数や質は良好に保たれます。

お母さんだけが気をつかってもダメです

 母親の口腔内の管理が良いとバイ菌の伝播は起こりにくいのですが、父親や祖父母・兄弟姉妹など(母親以外の家族)の口腔内環境が悪ければ、そちらの方からバイ菌をもらう事になります。

危険な時期は

 ムシ歯菌が赤ちゃんの口の中に定着しやすい時期は、乳歯が萌えだす生後6カ月ごろから乳歯が奥歯まで生えてきて、食生活が大人に近づく、1歳半から2歳ごろが特に危険です。しかし、それより前まだ歯が萌えない6カ月未満でも、定着が見られる例もあり安心はできません。

マスクをして赤ちゃんに接した方がよいの?

 そんなことはありません。必要以上に過敏に反応することはありません。
赤ちゃんは、自分で物事の善悪を判断できないため、お母さんの表情をとても良く観察しています。お母さんがキティちゃんのぬいぐるみを見てニコニコしていれば、赤ちゃんもキティちゃんのぬいぐるみが好きになります。マスクで口元を隠してしまうと、赤ちゃんはお母さんの表情を読み取れなくなってしまいます。
 食べ物の口移し、親の唾液の付いたスプーンでそのまま食べさせる、親の歯ブラシと共用などは避けるべきですが、インフルエンザなどの感染予防の様に厳密に考えすぎることはありません。
 食事を楽しむ雰囲気を損なったり、親子のスキンシップが少なくなったりするほ方が心配です。楽しい親子関係が一番大切です。

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