「納税」という言葉がついていますが、実際には、都道府県、市区町村への「寄附」です。
一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。ですが、ふるさと納税では自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。
ふるさと納税 おとくなポイント
お礼の品がもらえる
お米やお肉などの特産物がお礼品として用意されている地域もあります。
宮崎県都城市 「国黒豚4kgセット」10,000円の寄附で、4kgも国産黒豚肉がもらえるので大人気です。受付開始からまもなく注文が殺到しうけつけストップになってしまいます。
長野県飯山市は「米」やはり10,000円の寄付で新米15kgもくれます。
10,000円で家庭用のサンふじが10kg(32〜46玉入)もらえるのが長野県中野市。 広島県三原市は、みかん10kg。新潟県三条市は、日本梨 豊水(ほうすい)。
変わったところでは、マラソン参加権。2016年ちばアクアラインマラソンは千葉県に5万円以上ふるさと納税すると抽選なし。、
楽しく納税できます。
税金が控除される
ほとんどが住民税からの控除(差し引かれる)になりますので、次の年の住民税分から差し引かれます。住民税の還付に関しては、当年に寄附(ふるさと納税)をすることで次の年の住民税を先払いするようなイメージです。
ふるさと納税控除上限額以内の寄附であれば2000円を除く、全額が控除になります。年収、寄附金額、家族構成、その他の控除額等によって、自己負担額や税の軽減額は変動します。独身、年収300万円で、28000円・夫婦+子供一人、年収600万円で69000円ほどです。
給与所得者は確定申告不要
サラリーマンなど給与所得者は「ふるさと納税」をする自治体が、5つ以内であれば「ワンストップ特例制度」を利用することで確定申告は不要になります。