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五大栄養素

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五大栄養素は、たんぱく質・糖質(炭水化物)・脂質・ビタミン・ミネラルの5つの栄養素の総称です。このうちエネルギー源となる糖質、脂質、たんぱく質を三大栄養素とよぶこともあります。

たんぱく質

 体を構成する成分として、水(50~60%)についで多い成分で体重の20%をしめます(肥満で脂質のほうが多い人も(⌒0⌒))。筋肉、骨、臓器、皮膚、毛髪、血液、細胞など体のほとんどの部分がタンパク質を主成分としてできています。酵素・ホルモン・免疫物質の原料でもあります。このため一日の必要量も多く、成人で男性60g、女性50gです。
 エネルギー源としても重要で、糖質が不足すると、たんぱく質を分解してブドウ糖が作られます(糖新生)。
 20種類のアミノ酸が結合してできていますが、その種類、数、配列順によって、性質の異なるタンパク質になります。人体を形成するタンパク質の種類は約10万種類にもおよびます。

アミノ酸


アミノ酸はアミノ基とカルボキシ基から構成されている有機化合物です。体内で合成できないもの(必須アミノ酸)と合成できるもの(非必須アミノ酸)に分けられます。

必須アミノ酸

BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)・ヒスチジン・リジン(リシン)・メチオニン・フェニルアラニン・スレオニン(トレオニン)・トリプトファン
BCAAは、Branched Chain Amino Acidsの頭文字で、分子構造から分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸と呼ばれます。食物中のたんぱく質を構成する必須アミノ酸に占めるBCAAの割合は約50%と高く、ヒトの筋たんぱく質中の必須アミノ酸のBCAAの割合は約35%にもなります。

非必須アミノ酸

アスパラギン・アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・システイン・シスチン・グルタミン・グルタミン酸・グリシン・プロリン・セリン・チロシン

糖質

 体の主要なエネルギー源です。

単糖類

 糖質を構成する最小単位でそれ以上加水分解できません。

ブドウ糖

 グルコース(glucose)ともよばれ、分子式 C6H12O6を持つ単糖です。ドイツの化学者、アンドレアス・マルクグラーフによって1747年に干し葡萄(レーズン)から初めて単離されたことから、漢字では葡萄糖と書きます。血糖値の糖は、このグルコースのことです。

果糖

 フルクトース (fructose)ともよばれます。化学式はグルコースと同じC6H12O6ですが、構造が異なる異性体です。果実、ベリー類、メロンなどに多く含まれます。天然に存在する糖の中では最も甘くコストも安いことから、飲料水に多く使われます。面白い性質としては、高温では砂糖ほど甘みを感じないのですが、40℃で砂糖と同等、冷やすと甘みが強くなります。果糖を多く含む果実は冷やすほど甘みを感じるのはこのためです。また砂糖よりも早いスピードで甘みを感じる特徴もあります。
果糖(フルクトース)やガラクトースも単糖です。
二糖類の主なものに蔗糖(しょとう)(スクロース)、麦芽糖(マルトース)、乳糖(ラクトース)があります。

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